〈2020イタリア・ボローニャ国際絵本原画展〉に行ってきました
こんにちは、けいこです。
東京の板橋区立美術館で、8月22日〜9月27日まで開催中の〈2020イタリア・ボローニャ国際絵本原画展〉。
「ボローニャ国際絵本原画展」は、イタリア北部の古都ボローニャで毎年開催されている絵本原画コンクールの入選作品による展覧会。今年の1月に審査が終わり3月に展覧会が開かれるはずが、新型コロナの影響で展覧会は中止となりました。8月になりやっと日本で開催され、それは同時に世界初公開の展示となりました。
行くか行かまいか悩んだのですが…、どうしても行きたくて。絵本好きだし、展示のアートワークを手掛けたオオノ・マユミさんのイラストが好きだし…。
苦渋の末、一人でどこにも寄らずここだけを目指して行ってきました!
板橋区立美術館へ
展覧会が開催されている板橋区立美術館は、都営三田線の終着駅「西高島平駅」から徒歩で13分ほどのところにあります。
駅から歩道橋を使って首都高の向こう側に渡り、首都高沿いに歩いていくと、赤塚溜池公園に着きます。その中を歩いて行くと・・・
ありました!こちらが板橋区立美術館です。
オオノ・マユミさんのイラストが、窓にたくさんありました。
オオノさんはフリーのイラストレーターさん。2017年のボローニャ展にも入選されていて、著書には『誕生花で楽しむ、和の伝統色ブック』(パイインターナショナル)や『一日、一花、一色/伝統色ブック台湾版』『くいしんぼうのマルチェロ ふしぎなエプロン』(出版ワークス)があります。
今はイタリア、スペインで絵本を制作しているそう。いい作品ができそうですね◎
今回の展示のポスター。最高にかわいい。
隣には次回開催の「だれも知らないレオ・レオーニ展」のポスターが。こちらのデザインも素敵です*
美術館の入口。
マスクがたくさん。こんなポップでかわいいマスクみたことない◎
入口入ってすぐのところ。
普段は無機質なマスクが、1つのキャラクターのような存在感で、楽しげなイラストの中に登場しています。さすがオオノさん。
展示室の様子
展示室がある2階から撮影NGでした。なので写真はありません。
3つのスペースがつながったような大きな部屋に入選作品の原画が展示され、1つの部屋で目が見えない子のための触る絵本が展示されていました。
海外の方の絵がたくさんあり、みんなテイストが違って新鮮でした。私が気になった方たちは↓こちら!
◆No.10 ホアキン・カンプ / JOAQUIN CAMP 「あることないこと / Chamuyo」(アルゼンチン)
◆No.12 チャン・シャオチー / HSIAO-CHI CHANG「ママのおむかえを待ちながら / When I Was Waiting for My Mom to Pick Me Up After School」(台湾)
◆No.51 ローゼボース / ROOZEBOOS「えんぴつ人間 / A Case of Pencile People 」(オランダ)
◆No.58 ジュンリー・ソング / JUNLI SONG「しっぽのある町の物語 / Tails of the City」(アメリカ合衆国)
◆No.66 フアン・クリストバル・ベラ=ヒル / Juan Cristóbal Vera Gil「街はだんだんよくなる / City Gets Better」(スペイン)
最後のスペインの方の絵よかったなぁ。めっちゃ細かくてきれい。色鉛筆だけで書いてて、タッチがやわらかくて。色鉛筆の良さを再認識しました◎
展示が終わったら、お楽しみのミュージアムショップです。