シヅカ洋菓子店のクッキー缶〈No.1 SHIZUKA BISCUIT〉

[東京・三田] お菓子好きが憧れる〈シヅカ洋菓子店〉の人気クッキー缶〈No. 1 Shizuka Biscuit〉

日和

真っ白くすべすべした缶に、シンプルで特別感のあるラベル。
その端正な見た目からは想像できないほど、ずっしりとした重さがあるお菓子缶。
その重さは缶を含めてなんと約900g!
(あまりにも幸せな重量感だったので、つい計ってしまいました。)

2021年の3月、東京・三田にお店をオープンして以来、またたく間にお菓子好きが憧れる存在となった〈シヅカ洋菓子店 自然菓子研究所〉のクッキー缶。
オンラインでもすぐに売り切れてしまうほどの人気ぶりなんです。

今回は念願叶って、そんな〈シヅカ洋菓子店〉のクッキー缶〈No. 1 Shizuka Biscuit〉を購入することができました!
さらに、お店の広報担当・鈴木さんにもお話を伺うことができたので、お店やお菓子、デザインに込められた想いも一緒にご紹介します(^ ^)*

お店のおすすめ。一番人気の
〈No. 1 Shizuka Biscuit〉

自然と調和した優しいお菓子「しあわせ(自合わせ)のお菓子」がコンセプトの、洗練されながらもどこか懐かしいような雰囲気を合わせ持つ〈シヅカ洋菓子店〉のお菓子。
店名の「シヅカ」も“自然を束ねる”という意味から名付けられたとのこと。

それでは、念願のクッキー缶をオープン!

シヅカ洋菓子店のクッキー缶〈No.1 SHIZUKA BISCUIT〉
〈No. 1 Shizuka Biscuit〉5,768円(税込)

全6種類(ハニー・紅茶・ダブルカカオ・全粒粉・フロランタン・レーズン)のクッキーがぎっしり詰まっています! 開けたそばから良い香り~

シヅカ洋菓子店のクッキー缶〈No.1 SHIZUKA BISCUIT〉

お皿に並べました。
こんなおやつ、毎日食べたい!

早速、いただきます!

シヅカ洋菓子店のクッキー缶〈No.1 SHIZUKA BISCUIT〉
手前から、全粒粉・ダブルカカオ・レーズン味のクッキー。

一口目から、バターの豊かな香りとざくほろっとした食感に驚きました。とにかく一枚一枚が分厚い…!
素材や原料に関しても、できる限り国産のもの、有機栽培のものを使用しているとのこと。かむほどにバターや小麦など、素材それぞれのおいしさがダイレクトに感じられます。

フロランタン

厚めのクッキー生地に、キャラメルコーティングした有機アーモンドを乗せて焼き上げたフロランタン。クッキー部分は層のようになっていてザクザクです。ほんの少しきいている塩気が良いアクセント!

手前から、紅茶・ハニー味のクッキー。

こちらは四角いビスケットと比べると、少し薄めでクリスピーな食感。風味豊かでおいしい!

紅茶は京都の有機和紅茶の茶葉を使用。
「京都の茶畑まで足を運び、実際の生産過程を見ることも大切にしています。それをお菓子という形で世の中に循環させていくことができたら」と鈴木さん。
その様子は、お店の公式インスタグラム(@shizukalabo)にも掲載されています。

ヨーロッパ風のシンプルなデザインがかわいい!

シンプルなかわいさが目を引く、クッキー缶のデザイン。

実はこちら、デザイナーさんに依頼したものではなく、〈シヅカ洋菓子店〉の専務の手書文字をデータ化したものなんだそう!

「あくまでも主役はお菓子そのもの。では、そのおいしさや素材へのこだわりを伝えられるように、デザインはどうあるべきか? ということを代表が考え、創りました」と鈴木さん。

飾りすぎない“引き算の美学”で、お菓子のおいしさをダイレクトに伝られるデザインとなっていて、とても魅力的だなと思いました。

加えて、なんと!
事前予約するとオリジナルメッセージラベルも作っていただけるんです。

店内で拝見したこちらの見本は、出産の内祝いを想定したもの。お子さんの生年月日・体重・名前がラベルに印字されていました。

「おめでとう」「ありがとう」「お疲れさま」など、メッセージも自由に入れられます。
もらったら絶対に嬉しい~!
想いを伝えたいときの、特別な贈りものにぴったりです。

※1週間前までに要予約。詳細は公式HPをご覧ください。

“お菓子が主役”の店内ディスプレイ

初めて訪問した際、「ディスプレイがかわいすぎる…!」とひとり大興奮してしまった店内。撮影許可もいただけたので、こちらもご紹介させてください(^ ^)

お店に入ると一番に目に入る、大きなアンティーク棚。その中できちんと整列する焼き菓子たち。店名にもなっている“研究所”のような雰囲気を持つ、印象的なディスプレイです。

クッキー缶や焼き菓子がきれいに並びます。どこを切り取っても素敵…!

お店の奥のショーケースには生菓子がずらり。初夏の時期にお伺いしたので、メロンのショートケーキやレモンのタルトがありました。

ディスプレイに関しても、やはり主役となるお菓子がおいしく、またきれいに見えることを大切にされているのだそう。

「うちは洋菓子店ですが、生菓子よりも焼き菓子の方が多いことも特徴の一つですね。生菓子の割合を少なくすることで、パティシエスタッフの過重な労働環境の抑制や食品廃棄をなくすことにもつながっています。」と鈴木さん。

確かに洋菓子屋さんって、ショーケースに生菓子がずらりと並んで、奥の方に焼き菓子が少しある、というところも多いですよね。

〈シヅカ洋菓子店〉を立ち上げたのは、チョコレートの名店「ピエール マルコリーニ」でご経験を積まれた4名のメンバー。華美な世界でのご活躍も経て、食品ロスなどの問題にも真摯に向き合い、“持続可能なお店づくり”に取り組まれているというお話が印象的でした。

おわりに

今回は〈シヅカ洋菓子店〉で一番人気のクッキー缶〈No. 1 Shizuka Biscuit〉をご紹介しました。お店やお菓子、デザインに込められた想いを聞くことができて、より一層美味しく、ありがたくいただきました(^ ^)

生産者さんの手によって丁寧に作られた素材や原料を“お菓子”という形で、街に、そして世の中に提供することで循環させていく。
〈シヅカ洋菓子店〉には、そんな「本物のもの・こと」が詰まっているなぁと感じました。

・・・

店舗は東京・三田にある本店のほかに、2022年4月に銀座にオープンした2号店があります!お出かけの際はぜひチェックしてみてくださいね*

※本記事に掲載された情報は、2022年6月時点のものです。

この記事を書いた人
日和 (ひより)
1日3食朝ごはんがいい!と思うほど、朝食と朝の時間が大好き。趣味のお菓子作りが発展し、2020年8月にグラノーラと焼き菓子のオンラインショップ「Table selección(ターブル セレクシオン)」をオープン。

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