梅林堂「やわらか 夏の花畑」

埼玉・梅林堂のやわらか 夏限定パッケージ〈夏の花畑〉

keiko

埼玉・熊谷で150年以上続く老舗菓子店〈梅林堂(ばいりんどう)〉。ここの看板商品「やわらか」に夏限定パッケージが登場しました。

パッケージをデザインされたのは、金沢で活動するグラフィックデザイナーの奥村ゆいさん。

奥村さんによると「色彩豊かな夏の花畑に人々が元気をもらえる様に、やわらかを口にする方にも笑顔で素敵な気持ちになってもらいたい」「箱の素材や画風には、お菓子からも感じとれる「優しさ」を取り入れ、心地良く親しみやすいデザインに仕上げています」とのこと。(奥村さんのInstagram投稿 より)

私はここのお菓子屋さんを初めて知ったのだけど、「やわらか」はとてもおいしかったです!
これは看板商品になり、埼玉や群馬に30店舗以上展開する人気お菓子屋さんになるなぁと思った次第です。

それではパッケージからみていきましょう!

やわらか「夏の花畑」

まず「夏の花畑」というコンセプトがいい。さわやかで優しくて、華やかで、賑わいもあり。すごく贈りたくなります。

梅林堂「やわらか 夏の花畑」

黄色のリボンもアクセントになっています。

デザインされた奥村さんに、大変だったところはありますか?とお伺いしたところ、「贈り物にふさわしくなるよう、配色や色数を計算して作ったこと」とお答えがありました。

たしかに! カラフルに見えて、ある程度色が統一されています。
だからキレイに見えるのですね。

梅林堂「やわらか 夏の花畑」

ロゴが端にそっといるのも上品です。

梅林堂「やわらか 夏の花畑」

表面はザラザラな紙で、色鉛筆の風合いがとても出ています。

梅林堂「やわらか 夏の花畑」

側面も一工夫! ストライプ柄と格子柄で分かれています。

ちなみにこの箱は、デザインされた紙を箱に貼り加工する「貼り紙」と呼ばれる技法で作られています。貼り箱は高級贈答品の箱によく使われるそう。手作り感があり、丁寧さを感じます。

梅林堂「やわらか 夏の花畑」

そしてなんと裏もデザインされてました!
世界観が続いてる。

梅林堂「やわらか 夏の花畑」

開けるとこんな感じ。埼玉銘菓「やわらか」がお目見えです。

梅林堂「やわらか 夏の花畑」

説明のカードには、夏の花や鳥の紹介が書いてありました。知らない花もあり新鮮でした。

奥村さんは、可愛くなるにはどうしたらいいか梅林堂の方とたくさん話し合ったのだそう。めっちゃかわいさを実現してて素晴らしかったです*

それでは、主役のお菓子登場です!

やわらか ゴールドプレーン

こちらの「夏の花畑」に入っているのは、やわらかの定番商品「やわらかゴールドプレーン」。
バター・きな粉・ホワイトチョコレートを使った、しっとり生サブレです。

梅林堂「やわらか 夏の花畑」

個人的にきな粉もホワイトチョコレートも好きなので、とてもおいしかったです*
味は甘めで濃厚なので、バクバク食べるというよりかは、一つを味わって食べました。でも気持ちもう一枚と手が伸びる感じです。

食感がほんとにやわらかい。子どもも「お母さんのお菓子食べる」と好評でした◎

ご案内が遅くなってしまったのですが…、8月下旬ごろまでの販売です。
ぜひ来年も出してくれたらうれしいなと思うお菓子でした。

この記事を書いた人
keiko (竹下けいこ)
岡山県倉敷市生まれ、横浜市在住。Webデザイナー兼かわいいものコレクターとして活動中。かわいいモノ・コトを集めたサイト 「kawacolle」主催。書籍『かわいい!パケ買いデザイン』選者。

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