マスキングテープ「mt」の工場見学レポート2 – 史料館1F –
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前回のレポートはこちら:
マスキングテープ「mt」の工場見学レポート1 -受付から工場到着まで-
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前回見学した倉庫を出ると、次は昔の機械や史料を展示してある建物へ移動します。
ここからは撮影OKです。ばしばし撮りましたよ。
▽中には、昔使ってた機械が展示されています。
右の写真は、カモ井の主力商品「ハエ取り紙」を作っていた機械です。
▽mtが貼られた車。(正面から撮るのを忘れました。。)
とってもきれいに貼られています。
▽mtが貼られた自転車。
カラフルですねー。
▽mtが貼られた給水機。「ご自由に」の文字もmt。
▽mt関連の本。
mtのアートディレクター、居山浩二さん (iyamadesign inc.) が載った本。
このかわいいデザインたちはここから生まれているんですねー。
▽この史料館(第三撹拌工場史料館)の建築が載った本。
建築は、TNAというところが設計しています。
▽社員さんのシャツもmt柄です。
mtの始まり
史料室に入り展示を見ていると、社員さんの方が話しかけてくれて、少し長い間お話することができました。
mtは、2006年、マスキングテープが大好きな3人の女性から商品化の問合せを受け、それがきっかけで誕生したそうです。彼女たちはカモ井に来る前、同じようにマスキングテープを作っていた大手企業数社にも問い合わせたそうですが、採算が合わないとのことで断られたそうです。業務用のテープは一度にたくさん使うので量が稼げますが、それと比べ個人が使うというのは少しずつちぎって貼るという使い方です。そういう使い方に需要はあるのか、採算は取れるのかという懸念が壁になっていました。
カモ井も最初は同じ意見だったそうですが、やってみようという話しになり、中小企業だったので話しがまとまるのも早く、すぐに「mt」が作られることになりました。
それからはたった数年で全国の雑貨屋さんで置かれるような商品になりました。こんなにブレイクするなんて思ってもなかったし、今でも驚いていると社員さんは言っていました。
意外に、外にいる人の方が良いアイディアを持っていたりするのかもしれないですね。
次回は、史料館の2Fをレポートします。
2Fは展示スペースになってて、昔の資料やmtの歴代マステが飾られていました。
すごく古い写真があったりと歴史を感じましたよ。
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レポートの続きはこちら:
マスキングテープ「mt」の工場見学レポート3 –史料館2F-
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