「布博 in 東京 vol.6」に行ってきました(1)
こんにちは!かわいいものコレクターのkeecoです。
今日は、今年3月に開催された布の祭典「布博 in 東京 vol.6」の様子をお届けしたいと思います。
ステキな布が集まりすぎてて、見応えたっぷりでした*
「布博」とは
2013年に「かわいい布博」として始まった「布博」。
「もみじ市」や「東京蚤の市」などを手がける手紙社による、テキスタイルと布雑貨が集まる”布の祭典”です。
今年は、
2016年2月6日・7日に京都で「布博 in 京都 vol.3」が開催、
2016年3月5日・6日に東京で「布博 in 東京 vol.6」が開催されました。
2016年は史上最大の規模で、京都は70組、東京は80組ほどの出展者が集ったそう。
私は今回2回目の布博。
はじめて訪れたのは2014年東京・町田で行われた布博でした。
▶︎ 手紙社さん主催の「布博2014」に行ってきました:レポート(1)
このときの出展者は40組で、今回は80組。
なんと、2年で倍の規模になったんですね。
レポートについて
ほんとうにたくさんの布や雑貨があり全部は見きれなかったので、 個人的に好きだなーと思うものを撮ってきました。
同時開催の「ブローチ博」と「靴下パーラー」は人が多くて入場制限がかかっていたので、写真を撮るのは断念…。
見たら絶対かわいいんだけど…また来年がんばります!
ということで、布とアクセサリーがメインのレポートとなっております。
いざ会場へ
2016年3月5日のお昼前、会場の京王閣競輪場へ到着。
会場に入ると、西淑さんイラストのメインイメージがどーんとお出迎えしてくれました。
こちらは、出展者全員でつくり上げる「立体会場MAP」。
毎年恒例の企画になっていて、今年は”ランプシェード”がアイコンになっています。
布作家さんは布を使い、
ボタン屋さんは様々なボタンで飾り付け。
会場はこんな感じ。
1Fも2Fもたくさんの人がいました。
会場中央にあるステージのタイムテーブル。
デザイナーのトークショーとアーティストのライブが行われました。
プラザ棟1F
会場は、
・入り口を入ってすぐ右にある「フードコーナー」
・まっすぐ進んで吹き抜けのある「プラザ棟」の1F
・「プラザ棟」の2F
・左側にある広い部屋「メインスタンド」の1F
と大きく分けて4つのエリアがあります。
詳しくは会場MAPをご覧ください。
最初に訪れたのはプラザ棟の1F。
ここには布やボタンの作家さんのブースとステージがありました。
otsukiyumi
絵画のようなイラストを使った生地を作るテキスタイルデザイナーの大槻優美さん。
デザインのモチーフは、石、草、山、などの自然や動物。
手からうまれる線・リズム感を大切にデザインパターンに落とし込んでいるそうです。
色とりどりの花じゃなくて、自然に近い落ち着いた緑やグレー、青を使っているものが多かったです。
布に癒されました◎
H/A/R/V/E/S/T
テキスタイルデザイナー・真田緑さんが手がける「H/A/R/V/E/S/T(ハーベスト)」。
”自然からの収穫”がテーマのテキスタイルとアクセサリーのブランドです。
自然と山登りが好きな真田さん。
アウトドアを通じて出会った自然が描かれています。
Masashi KONDO
自然をモチーフにした美しいテキスタイルを生み出す「Masashi KONDO」さん。
透き通るような色彩と柔らかい曲線で描き出す鮮やかな紋様が特徴的。
自然の生きている鼓動のようなリズム、大きくつつみこまれているような広がりを、フワッと明るい1枚の布に仕上げます。
それぞれの柄にはストーリーがあるそう。
例えば、左から2番目のカードの柄は「MORI」。
森の中のちょっと薄暗い空間から見えるすっと透き通った空とあたたかな光。
その情景を思い返すと、葉っぱの影も見えていたはずなのに浮かんでくるのは空と光だけ。
そのイメージを大切にデザインしたと、カードに書かれていました。
ふわーっとしたやさしくて明るい柄は個人的にも好きなデザイン。
これからも要チェックしていきます◎
点と線模様製作所
はい、布界隈で大人気の「点と線模様製作所」さんです。
ブースもちょっと広めな気がしました。
テキスタイルデザイナー・岡 理恵子さんが“点と線”で描く模様。
風景や植物といった目に見えるものから、冬の寒さや雨の音といった目に見えないものまで、普段の生活で目にした風景や記憶の中にある情景などを模様にしていきます。
もうちょっと布を撮りたかったけど、人がたくさんでうまく撮れませんでした…。
ということで、詳しくは 点と線模様製作所のサイト で見てみてください!
Törten by NATSUKI CAMINO
イラストレーター・紙野夏紀さんによるテキスタイルブランド「Törten by NATSUKI CAMINO」。
Törten(テルテン)はドイツの小さな町の名前。
紙野さんは、色を塗った紙を手で割いて貼り絵を制作し柄を作っているそう。
どこか懐かしいようでいて、まだ見ぬ異国のような風景を描きます。
mormor Printed Textiles / Products
大阪とノルウェーを拠点にテキスタイルやプロダクトを制作する「mormor(モーモー)」。
独特なチェック柄が目にとまりました。
DARUMA THREAD
誰もが一度は目にしたことがあるダルママークが目印のダルマ糸。
「DARUMA THREAD(ダルマスレッド)」はそのダルマ糸から生まれた新しいブランド。
「糸のはじまりは、楽しみのはじまり、糸さえあればなんでもできる」をコンセプトに、あの「ダルマ家庭糸」とは一味違った手縫いの世界を提案します。
ちょっとおしゃれになった「ダルマ家庭糸」。
「自然情緒あふれる花山の風景と崇高な色」や「高知県土佐の赤い花の南国な色」、「よさこい祭りの色」など日本の地名から連想したカラーセレクトになっています。
台紙もよく見るとドット柄になっていてかわいらしいです。
ボールタイプの家庭糸。
ロゴのダルマはリアルな絵なんだけど、どこかかわいさを感じます。
これも「山口県の春に菖蒲の花が咲き乱れる様子」「白山の頂上から見る青い空と青々とした森のイメージ」など日本の地名から連想したカラーセレクトになっています。
ダルマ型のまち針。
かつて糸のノベルティとして配っていたまち針を復刻。
写真では見づらいけど、持つところにはダルマの顔と「ダルマカタン糸」という言葉が書かれています。
手紙舎 2nd STORY
手紙社が運営する雑貨や「手紙舎 2nd STORY」のブース。
クリエイターの作品やパッケージが美しい食料品、オリジナルの雑貨などが並びます。
外からは何も見えないくらいたくさんの人。
大人気な手紙社さんでした◎
* * *
レポート1回目は、プラザ棟1Fの様子をお届けしました。
次回は、2Fのブースをご紹介したいと思います。
お楽しみにー
会期:2016年3月5日(土) 10:00〜17:30、6日(日) 10:00~16:30
会場:東京オーヴァル京王閣プラザ棟1F、2F、メインスタンド1F/東京都調布市多摩川 4-31-1
入場料:500 円(小学生以下無料)
URL:http://textilefabrics.jp/201603tokyo/
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