青森・プレミアムスパークリングアップル「apprimo(アプリモ)」
こんにちは!かわいいものコレクターのkeecoです。
今日は、青森のプレミアムスパークリングアップル「apprimo(アプリモ)」をご紹介。
デザイン展の優秀賞にも輝いた素敵なパッケージのジュースです*
完熟りんごそのままの味わい
「apprimo(アプリモ)」は、青森弘前に広大な自社農園を持つタムラファームが製造しています。
177種類もの品種の中から「香り」「甘さ」「酸味」の元となるりんごを厳選。
特に素朴な甘さと濃厚な酸味をもつ「紅玉」の割合を多くすることで、すっきりとした飲み心地を実現しています。
無加糖で酸化防止剤や酸味料を一切使用していないので、りんごそのままの味わいを楽しめます。
「おいしい東北パッケージデザイン展」で見つけました!
この商品は「おいしい東北パッケージデザイン展2015 in Tokyo」という展示会で見つけました。
東北地域の魅力ある10社10商品の新しいパッケージ案を全国のデザイナーから募集し、優秀賞や入選となったパッケージが展示されます。
その数なんと227点!
同じ商品なんだけど、それが全部違う商品に見えるくらい多種多様なパッケージが並んでいました。
前年の優秀賞作品も展示されていて、そこで今回ご紹介する「アプリモ」を見つけました。
すでに商品化されていると知り、早速お取り寄せです*
青森津軽地方の伝統工芸「こぎん刺し」とりんごがモチーフ
それでは、届いたアプリモを見ていきましょう!
こんな化粧箱に入って届きました。
箱の上部には「APPLE’S LOVE」の文字。
りんごへの愛を感じます。
じゃん、こちらがアプリモです。
りんごジュースの色に合わせてパッケージもゴールド基調。
このジュースが黄金色で透き通っていてとても綺麗なんですね。
瓶に色がついているわけじゃなくて、液体そのままの色を生かしています。
この綺麗な色は、新鮮なりんごを自社工場ですぐに果汁にすることで生まれるのだそう。
パッケージのモチーフは、青森・津軽地方の伝統工芸「こぎん刺し」でつくったりんご模様。
この布に施される模様を使っているのがとてもかわいらしいと思いました。
「こぎん刺し」とは、青森・津軽地方に伝わる刺し子技法の一つ。
藍染めされた麻の野良着「こぎん(小布)」に、白い木綿糸を刺し込み、粗い布目を補強し保温性を高めます。
1年の半分近くを雪に閉ざされる津軽では、こぎん刺しは農村の女性たちのたしなみとなり、様々な幾何学模様が生み出されました。
(参考:東北STANDARD | こぎん刺し)
瓶の向こう側の模様が透けて見えて綺麗です。
下にはアプリモのロゴ。
りんごのこぎん刺し模様がハートになっていました。
東北とりんごへのやさしさを感じます。
蓋に貼ってあったラベル。蓋もラベルもゴールドで合わせています。
蓋をあけるときもAPPLE’S LOVEです*
飲んでみましたが、無加糖なので甘くなく、りんごそのままの味を楽しめました!
ジュースだけどまるでスパークリングワインのようでした。
テーブルウェアとしてなじむお洒落なデザインに
デザインをしたのは東洋製罐グループホールディングス株式会社の大谷啓浩さん。
大人の女性に向けて、テーブルウェアとしてなじむお洒落なデザインを目指したそう。
透明感の高い「ガラスびん」と「金色の液色」を活かすことで視覚的なおいしさを引き出しつつ、青森の著名な民芸である「こぎん刺し」及び「りんご」をイメージしたグラフィックパターンを加え、「地場製品としてのこだわり・高級感・りんご由来の製品」などを表現しています。(参考:「おいしい東北パッケージデザイン展2014」受賞作品決定)
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展示で見たときも、家で実物を見ているときもずっと「きれいだなぁ」という印象。
綺麗で高級感があるけど、こぎん刺しとりんごのかわいさが絶妙にミックスされていて、とても素敵なデザインだと思いました。
元のパッケージはただの透明なガラス瓶。
それがこんなお洒落な商品に生まれ変わるなんて、デザインの力は大きいです。
「おいしい東北パッケージデザイン展」は東北の復興ですが、
いつか大きな地震があった熊本や大分でも、デザイナーさんたちの力を借りてこんな企画ができたらいいなと思いました。
それでは、素敵デザインのりんごジュース、お家パーティーやお持たせ、贈り物にいかがでしょうか*
【参考】
▶︎ プレミアムスパークリングアップル『apprimo[アプリモ]』
▶︎ おいしい東北パッケージデザイン展2015